- はじめに:セダンってこんなに進化するのか
「セダンは保守的で、情緒に欠ける」——そんな印象を持っている方にこそ、
2026年6月頃に予定されている新型レクサスESのフルモデルチェンジは、
「セダンってこんなに進化するのか」と驚かせる一台になるはずです。
名古屋で公開されたプロトタイプは、単なる既存モデルの延長線上には
ありません。SUV全盛の時代にあえて問う、セダンという形の新たな可能性。
何がどう変わったのか、5つのポイントで具体的に見ていきましょう。
- 「スピンドルグリル」から「スピンドルボディ」へ
外観の最大の変化は、ブランドの象徴だった「スピンドルグリル」が、
ボディ全体の造形へと発展したことです。フロントのグリルだけで
個性を表現するのをやめ、車体全体のシルエットでレクサスらしさを
表現する「スピンドルボディ」へと進化しました。
フロントからリヤへと滑らかに流れるボディラインは、
「パーツを組み合わせた車」という印象をなくし、
一枚の彫刻のような仕上がりになっています。
鋭いL字型の新型ヘッドライトには「高精細アダプティブハイビームシステム」
が組み込まれ、夜間の視認性と見た目の両方を高めています。
- 全長5.1m超え、ひと回り大きくなった堂々としたサイズ
全長: 5,140mm
全幅: 1,920mm
ホイールベース: 先代比+80mm
ホイールベースが80mm延長されたことで横から見たときの
伸びやかさが際立ち、フラッグシップモデル「LS」にも迫る
堂々としたプロポーションを手に入れました。
- HEV・BEV両対応:次世代電動化戦略の先陣を切る
新型ESはHEV(ハイブリッド)とBEV(バッテリーEV)の
両ラインナップが設定されます。レクサス公式も
「次世代電動車の先陣を切るモデル」と位置づけており、
今後のレクサス電動化戦略の方向性を示す重要な一台です。
- 手をかざすと現れるスイッチ:新世代OS「Arene」搭載見込み
車内に乗り込むと、最新のデジタル技術と日本ならではの
丁寧な作り込みが同居する空間が広がっています。
レクサス初となる新世代OS「Arene(アリーン)」の搭載が
見込まれており、スマートフォンのようにソフトウェアの
アップデートで機能追加ができる車になります。
特に注目なのが「レスポンシブ・ヒドゥン・スイッチ」です。
普段はパネルに溶け込んで見えないボタンが、
手をかざしたときだけ浮かび上がる仕組みです。
使うときだけ存在感を出す設計思想が、
12.3インチの液晶メーターとともに先進的な操作体験を生み出しています。
- 竹素材×アンビエントライト:量産車とは思えない内装の作り込み
内装の仕上げは、立体印刷で竹の質感を再現するなど、
量産車とは思えない手の込んだ作りになっています。
音楽や走行シーンに連動してアンビエントライトが変化し、
室内の雰囲気を演出します。
またエアコンの風が直接当たらないのに温かい「輻射ヒーター」など、
乗っていて初めて気づく快適さにこだわっています。
RXなどにも採用されてきた実績のある装備で、
日本の冬にもうれしい機能です。
- 後部座席はもはや移動する個室
ホイールベースの延長で後部座席の広さは大幅にアップ。
装備も充実しています。
・電動リクライニング
・マッサージ機能
・電動オットマン
・液晶操作パネル(空調・オーディオ操作)
なお「助手席オットマン」や「ダブルスクリーンの大型モニター」は、
現時点では中国仕様の可能性が高く、
日本仕様への採用は未確認です。
- まとめ:SUV全盛だからこそ、セダンが輝く
2026年6月頃に登場する新型レクサスES。
スピンドルボディによるデザインの進化、
Arene搭載見込みによる知能化、広くなった後席と
充実の快適装備、そしてHEV・BEV両対応。
次世代レクサスの方向性を示す一台です。
SUVにはない低く構えたフォルムと静粛性が、
改めて「セダンの良さ」を感じさせてくれます。
あなたは、この空間で誰とどんな時間を過ごしたいですか?

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